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(12)アシボソアミガサダケが発生しました
春の訪れが遅い今年、自宅の畑と道路の際にアシボソアミガサダケが発生しました。
高さは10pあるかないかの大きさで、頭部は円錐状円筒形をしています。頭部は黒っぽく肋脈に包まれ網目状になっています。この窪みの内側で胞子が作られます。 このキノコは子嚢菌の仲間で、その特徴は、子嚢という袋の中に子嚢胞子が8個並びます。

このキノコは、菌糸を形成し繁殖する無性生殖と子嚢胞子[子実体(きのこ)上に形成される]で広がる有性生殖時代をもちます。また、光合成をおこなうことができないので従属栄養の植物にくくられます。 ちょっと難しい話になりましたが、簡単に言うとキノコはカビの仲間なのです。

アシボソアミガサダケは見た目があまり良くないのですが、欧米では優秀な食用菌であり昔から食べられているみたいです。
キノコに限らず私がいつも思うのは、これを最初に食べた人は勇気があると思います。また、料理人の方は、これらの材料を何と組み合わせたらおいしくなるかと想像し、料理を作る事に感心させられます。 私自体は食べたことがないので何ともコメントのしようがありませんが、アシボソアミガサダケはクリーム類と相性が良いみたいで、シチューにしたら美味しいそうです。

私と違い食べたことがある人も多いと思いますが、どんな味だか教えていただきたいと思います。

人に聞かないで自分で食べてみなさいと言われそうですが、私ができる料理は切って醤油をかける至ってシンプルな調理方法しか持ち合わせていません。また、もうひと手間かけたとしてもワサビをつけるぐらいで終わってしまいます。

そして、どうしてもこのキノコを食べようと思えないのは、うちの愛犬アーちゃんが最初に発見した事、毎日このキノコの所在を確認し楽しんでいる事、そして一番恐ろしいことは、彼の散歩コースにあるためです。もう、おわかりですよね。